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■ 特徴 |
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急勾配盛土工法
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テンサーは土とよくなじみ、土圧を軽減します。 |
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一軸延伸品 |
二軸延伸品 |
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簡易な基礎ですみます。 |
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締固め効果が大きくなります。 |
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長期間の安定性が保てます。 |
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敷地を節約し、用地は広く利用できます。 |
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広範囲の物性の土が利用できます。 |
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美しい緑の法面となります。 |
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急勾配盛土工法の設計の手順
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1. |
全体計画案の把握 |
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全体計画図、補強工区、地山の地形、地質、基礎地盤、地下水状況などの特質のほかに、急勾配盛土構造物の必要耐用年数、隣接施設、工期、予算範囲などを把握しておきます。 |
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2. |
盛土材の設計土質定数、荷重などの決定 |
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上載荷重、締固め土の湿潤密度、含水比、土の内部摩擦角、粘着力、転圧基準厚さなどを調べ、設計に必要な値を決めます。 |
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3. |
補強盛土の形状の仮定 |
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盛土高さ、法面勾配角、法面工法、天端幅などを仮に決めます。 |
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4. |
テンサー銘柄の仮定と設計強度、設計安全率の決定 |
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テンサー銘柄の選定、規格強度、クリープを考えた許容応力係数、設計強度、安全率(一般に1.2以上)を決めます。 |
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5. |
内的安定性の検討 |
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テンサー敷設位置、敷設長、安全率の計算を行います。 |
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6. |
必要に応じて、外的安定性の検討 |
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テンサー敷設位置、敷設長、安全率の計算を行います。 |
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7. |
施工性、経済性の検討 |
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施工性の検討に加えて、銘柄により経済性が異なりますので、安全性が保証される範囲内で外的安定性の検討結果も含めて経済的に有利になるように銘柄の選択、必要層数などについて最終的に検討しますが、場合によっては、3あるいは4の項に戻り再検討します。排水対策が必要な場合は、それの設計も行って最終断面の決定をします。 |
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8. |
代表断面の設計検討書、テンサー・排水材配置図、積算、施工該略図 |
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9. |
完了 |
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■ 用途 |
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●緩勾配盛土 |
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●盛土急勾配盛土(補強土構造体) |
網を盛土中に層状に配置し、転圧を効果的に行なうことで盛土が安定することは良く知られておりますが、高強度のテンサーでは、更に積極的な盛土補強が行われております。 |
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45°以上の急 勾配盛土は、高強度、剛性、一体網目構造のテンサーを応用することにより、強く拘束された強靭な土の構造体となります。
また植生土のう併用により、緑の法面が形成されます。 |
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●軟弱地盤表層処理(敷網) |
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●路盤補強 |
テンサーの高強度、剛性、一体網目構造によるテンションメンブレン効果、拘束効果、相互貫入防止効果により、盛土荷重の分散をはかり、地盤支持力とバランスをとりながら、盛土工事を可能にします。 |
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軟弱な路床と路盤の間に敷設されたテンサーは、引張剛性、網剛性、そして強固な交点により、路盤の強化と路床の機能維持に大きな威力を発揮します。 |
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●構造物の基礎 |
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●その他の工事例 |
テンサーの拘束特性を最大限に活用したマットレスは、適度の柔軟性を持った板状体です。
盛土や各種構造物の基礎として、次々に新しい用途を生み出しております。 |
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コンクリートパネルにテンサーを取付けた補強土擁壁、橋台の傾斜防止、河川堤防の笠上げ、水路の不同沈下防止、トンネル盛土部の補強など、新しい用途が開発されております。 |
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■ 使用例 |
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静岡県 一般開設工事 |
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群馬県 林道改良工事 |
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三重県 施設造成工事 |
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